2017年6月12日
米国アマゾン、PBサプリ参入で市場に与える影響は

米アマゾンは自社のプライベートブランド(PB)として、2014年から「Amazon Elements」を展開している。年会費を払うことで数々の会員特典を得られるプライム会員向けのサービスで、日用品に特化して品ぞろえを進めている。当初はオムツやおしり拭きといったベビー用品からスタートしたが、今年からはサプリメントの取り扱いを開始。巨大ネット通販業によるPBサプリの投入は、製品の透明性という点で米国のサプリメント業界に一石を投じたと話題になっている。


現在、Amazon Elementsのサプリメントはビタミンやミネラル、ウコンの5 種類。これらのコンセプトはPB製品のもつ競争力としてフォーカスされがちな低価格訴求ではなく、品質の高さや厳格な管理、徹底したトレーサビリティーに代表される安全性の担保にある。


この件とは別にここ数年アマゾンは米国や欧州の一部で業務用通販に注力しており、大手のみならず小規模企業からも在庫管理や決済代行などの点で支持されている。現時点でサプリメントの原料販売はしていないが、食品原料を取り扱う可能性については以前から指摘されていた。ある商社筋では「ベンチャー企業にとっては大きなチャンス。ただし商流や商慣習の違う海外だからなせる業で、流通網が複雑な日本の実態にはそぐわないかもしれない」と述べている。





健康産業新聞第1621号(2017.6.7)より一部抜粋(562文字/1263文字)
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