2017年6月5日
広がる“おいしい健康”、食品・サプリの間に商機

■「美味しさ・手軽さ・機能性」で人気 機能性表示食品も続々


サプリメントと食品の中間領域にニーズが高まっている。背景には、手軽にとれて、携帯に便利なことや、美味しくて食べやすいこと、購入しやすい値ごろ感といった点が挙げられる。加えて、どうせ食べるなら、日常の食事や間食に少しでも体によさそうなものを取り入れたいという“プチ健康”志向の消費者が増えていることもあり、製品開発が活発化している。

UHA味覚糖は、1 日2 粒で必要な栄養素を効率的に摂取できる「UHAグミサプリ」シリーズを展開。健康や美容への意識が高い女性をターゲット層に、大豆イソフラボン、コラーゲン、プラセンタ、ウコンなど17種類の製品をラインアップする。養命酒酒造も「ビューティ&ヘルスケア」シリーズとして『グミ×サプリ』の販売に乗り出した。

さらに、機能性表示食品でもキャンディ、チョコレート、ゼリーなど、バラエティに富んだ食品形態の製品が受理されている。最近では、大塚食品のレトルト品『マイサイズいいね!プラス糖質が気になる方の欧風カレー』、アサヒグループ食品のフリーズドライ食品の味噌汁『やさしいおみそ汁』がそれぞれ受理され、販売を開始した。




■ゼリー製品「美容・運動・高齢者」にニーズ増


食品形態のなかでも需要が高いのがゼリー製品。スティックゼリーを中心に、スパウト付パウチゼリー、ポーションゼリー、振って飲むタイプのゼリー製品など、さまざまなタイプの製品が流通する。美容訴求を打ち出した製品コンセプトのほか、スポーツシーンに合わせたものや、高齢者食向けに「メディケアフーズ」として製品開発する動きもみられる。




■乳酸菌、酵素やスーパーフード素材が人気


食品形態に対する受託製造事業者からの声では、受注の多い機能性素材は、ビタミン・ミネラル、アミノ酸、コラーゲン、ヒアルロン酸、プラセンタ、グルコサミン、ウコン、プロポリス、ブルーベリーなど、健食業界で認知の高い素材の利用が比較的多い。最近は乳酸菌、酵素といった人気素材のほか、チアシード、キヌアなどスーパーフード素材を利用するケースも目立つ。このほか、クライアントから「子供向け製品を作りたい」(グミ)、「登山者向け、ジョギング向けの製品上市を予定している」(バー・クッキー)、「機能性表示食品の製品化を検討したい」(ゼリー)などの相談・依頼が多いという。





健康産業新聞第1620号(2017.5.17)より一部抜粋(1005文字/2270文字)
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