2017年8月4日
外食チェーン初の機能性表示食品 牛丼の具「サラ牛」開発経緯は?

※(株)吉野家 執行役員グループ商品本部 素材開発部 部長 辻智子 氏へのインタビュー




―― 『サラシア入り牛丼の具』(以下「サラ牛」)とは

冷凍食品『サラ牛』の機能性関与成分は、サラシア由来サラシノール。1 食あたり(135g)の含有量は0.3mg。表示内容は、「食事から摂取した糖の吸収をおだやかにし食後血糖値の上昇をゆるやかにする機能があることが報告されています」。


―― 開発経緯は

外食店で提供されるメニューは機能性表示食品の対象外。ただ弊社では自社通販ショップで牛丼の具などを販売しています。販売可能な環境はありましたので研究開発を始めました。私の担当する部署は約半数がサプリメント業界からの転職メンバーで構成されており、機能性表示食品に関する知識、情報収集力は十分にありました。

ご飯はエネルギーになる一方で、血糖値を上げる原因にもなり得ます。血糖値上昇抑制作用を有する機能性素材を複数ピックアップし、その中から、期待できる効果に加え、タレとの相性などからサラシア由来サラシノールを機能性関与成分として選びました。また今回、SRに基づいて届出を行っていますが、自社でヒト試験も実施済み(「サラシアエキスを配合した牛丼の具の有効性試験」や、「吉野家の牛丼の具の長期連続摂取試験」)で、論文化もしています。





健康産業新聞第1625号(2017.8.2)より一部抜粋(574文字/1230文字)
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